山羊座の神話★アストロカード®

アストロカード®のCapricorn (山羊座)と山羊座にちなんだ神話をご紹介します。

牧羊神・パーンは、上半身は人間、頭には山羊の角、
頭と下半身は山羊という姿の精で、羊飼いの良き遊び相手でした。

ある時パーンは、森の妖精ニンフのシュリンクスに夢中になり追いかけ回します。
シュリンクスは逃げ回り、神々にお願いして自分を水辺の葦にしてもらいました。

パーンは沢山の葦の中から愛する彼女を探すことができず、
仕方なく一本を抜いて笛を作り、笛の名人になりました。

ある日パーンが神々の酒宴に参加し、得意の笛で皆を喜ばせていたところ、
突然海獣テューポンが現れました。

酒宴は大混乱となり皆が変身して逃げました。

パーンは、あわてて川に飛び込んだため、下半身だけが魚の姿となり、上半身は山羊のままでした。

その姿が面白かったので、神々の王ゼウスは「山羊座」として残したといわれています。