乙女座の神話★アストロカード®

アストロカード®のVirgo (乙女座)と乙女座にちなんだ神話をご紹介します。

大地の恵を司る農耕の女神デーメーテールには、美しい一人娘ペルセポネーがいました。

ある日、ペルセポネーに想いを寄せていた冥界の王プルートは、
花摘みに夢中になっていた彼女を地底に連れ去ってしまいました。

それを知ったデーメーテールは洞穴に閉じこもってしまったため、
地上は草花1つ育たなくなってしまいます。

大神ゼウスは、ペルセポネーが冥土の食べ物を口にしなければ、地上に戻ることができるように計り
ペルセポネーは無事に地上に戻ります。

ペルセポネーが戻ると、大地は再び活気を取り戻し、地上は緑に覆われました。

しかし、ペルセポネーは冥界のざくろの実を4粒食べてしまっていたのです!

それを知ったゼウスは、1年のうち4か月はプルートの元で暮らすよう取り決めます。

以来、ペルセポネーが冥界に行く期間になると、その期間が冬になり、
世界に四季が始まったとされています。

「乙女座」の姿はペルセポネーの姿と言われますが、デーメーテールの姿とする説もあります。